スペイン人の引率者
1週間前からホームステイ先に新たな仲間が増えています。
21歳のスペイン人の女の子(ビクトリア)。彼女は1ヶ月だけ語学学校に通うのですが、アクティビティ満載のすごく楽しそうなプログラムです。
彼女の英語はカタコトですが、すっごくいい子で、えらく年の離れた私になついてくれてます。
うれしいことなのですが、宿題や課題に追われる私は、正直慢性的な時間不足でこちらでの近況報告もままならない状態です。
土曜日、終日勉強しようと思っていたら、
「学校の友達と一緒にアイランドに行くから一緒に行こう!」と誘ってくれました。
勉強がしたかったし、彼女の友達はスペイン人かつ10代後半~20代前半なので、一人スペイン語がわからないおばさんが参加すると迷惑かな?とも感じ、最初は「行かない」と断ったんです。正直、社交辞令で誘ってくれてるのかな?とも思って。
でも、何度も誘ってくれてるから、その島には一度行きたかったし、最終的にはお誘いを受けました。
一緒にプログラムに参加している妹さんも来ると言うし、おそらく仲の良い数人で行くんだろうなぁと予想して・・・。
で、いざ当日。
約束の駅に言ってみたら、次から次へとスペイン人がやってきます。
たぶん、20人以上。
当然、100%スペイン語。
これだけ人数が居れば・・・と「アイランドへの行き方知ってる?」と聞いたら、みんな「知らない」。(誘ってもらった立場だったので、私も全然下調べしてませんでした)
なんかスペインの国民性を感じました。
さらに、みな遅刻しまくりで集まらないから一向に動き出さないし、動き出してからも、携帯に「どこにいるの?」とさらに遅刻してきた仲間からの問い合わせの電話がひっきりなし。
そしてやはり、誰も行き方を調べていない。
しょうがないので、私がインフォメーションセンターへ走って行って、行き方を聞いてきた。
それをビクトリアに伝えると、彼女がスペイン語に訳してみんなに教える。
「湖が見えるまでまっすぐ行け」と言ってるのに、いろんな子が代わる代わる私に「左に曲がるの?」とか聞いてくる。
ここで気づきました。
「私、引率の先生やん・・・」
フェリー乗り場になんとか到着し、いざチケットを買う段になり、みんなに列に並んでもらって、私とビクトリアで料金のチェックに行きました。
「20歳以上はみな6.5ドル。12-19歳の学生(IDカードの提示必要)は4ドル」という掲示を見て、それをまたスペイン語に訳してもらいました。
訳してもらったのに、ある子が「私、19歳なんだけど・・・どっち?」と私に聞いてきて、「4ドル」と答えると、なんか宝くじに当たったみたいに大喜びしてました。
すると、「私〇〇歳なんだけど」と次から次へと聞いてきます。
「あんたらのお母さんじゃないんだって!」と思いながら、答えました。
「で、あなたはいくつなの?」なんて聞いてくる意地悪な子は居ません。
みんなすごくいい子です。
島はトロントの街中からフェリーで10分くらいのところにあります。
島に着いてからもあてもなく、みんなでフラフラ歩くだけ。誰かがトイレに行くとみんなで待つ。誰かがおなかがすいて食べ物を買いに行くとみんなで待つ。全く前に進みません。
みんなはビーチに行くのが目的だったので、最初から、「私はビーチには行かないから途中でサヨナラするね」と言ってありました。
ビーチに着いたら別れるつもりで、普通に歩けば20分程度の道のりを延々寄り道&休憩しながら行くので、2時間かかりました・・・。
途中、「お、ビーチに向かいだした!」と思ったら、いきなり座りこんでランチタイムだし。
こうやって書いていると愚痴のように思われそうですが、実際はすごく面白い経験で楽しんだんですよ。
だって、20歳前後の20人以上のスペイン人の団体とぶらぶらするなんて、そう経験できませんから。しかも途中からすっかり「引率の人」と思われ、「あの人に聞けば大丈夫」みたいな扱いになってるし。
島から見たトロント
ビーチに到着するころ別れを告げ、一人島から街へ戻りました。
ビクトリア達はその後何時間もビーチに居たそうです。
そして、日曜はスペインとオランダのワールドカップの決勝戦。
ビクトリアは街中の大画面でスペイン人の友達と観戦する約束があり、またまた誘ってくれました。スペイン人と一緒に観戦するのは魅力的なお誘いでしたが、連日の暑さで90分、外で観戦する体力がもう私にはありません。
それはお断りして、家で寝転がってみました。しかも80分過ぎから。
(なんか90分、じっと見てられないんですよね・・・)
スペインが勝って、めでたし、めでたしでした。
明日からステイ先にはさらにチェコからカップルが来ます。
にぎやかになりそうです。
21歳のスペイン人の女の子(ビクトリア)。彼女は1ヶ月だけ語学学校に通うのですが、アクティビティ満載のすごく楽しそうなプログラムです。
彼女の英語はカタコトですが、すっごくいい子で、えらく年の離れた私になついてくれてます。
うれしいことなのですが、宿題や課題に追われる私は、正直慢性的な時間不足でこちらでの近況報告もままならない状態です。
土曜日、終日勉強しようと思っていたら、
「学校の友達と一緒にアイランドに行くから一緒に行こう!」と誘ってくれました。
勉強がしたかったし、彼女の友達はスペイン人かつ10代後半~20代前半なので、一人スペイン語がわからないおばさんが参加すると迷惑かな?とも感じ、最初は「行かない」と断ったんです。正直、社交辞令で誘ってくれてるのかな?とも思って。
でも、何度も誘ってくれてるから、その島には一度行きたかったし、最終的にはお誘いを受けました。
一緒にプログラムに参加している妹さんも来ると言うし、おそらく仲の良い数人で行くんだろうなぁと予想して・・・。
で、いざ当日。
約束の駅に言ってみたら、次から次へとスペイン人がやってきます。
たぶん、20人以上。
当然、100%スペイン語。
これだけ人数が居れば・・・と「アイランドへの行き方知ってる?」と聞いたら、みんな「知らない」。(誘ってもらった立場だったので、私も全然下調べしてませんでした)
なんかスペインの国民性を感じました。
さらに、みな遅刻しまくりで集まらないから一向に動き出さないし、動き出してからも、携帯に「どこにいるの?」とさらに遅刻してきた仲間からの問い合わせの電話がひっきりなし。
そしてやはり、誰も行き方を調べていない。
しょうがないので、私がインフォメーションセンターへ走って行って、行き方を聞いてきた。
それをビクトリアに伝えると、彼女がスペイン語に訳してみんなに教える。
「湖が見えるまでまっすぐ行け」と言ってるのに、いろんな子が代わる代わる私に「左に曲がるの?」とか聞いてくる。
ここで気づきました。
「私、引率の先生やん・・・」
フェリー乗り場になんとか到着し、いざチケットを買う段になり、みんなに列に並んでもらって、私とビクトリアで料金のチェックに行きました。
「20歳以上はみな6.5ドル。12-19歳の学生(IDカードの提示必要)は4ドル」という掲示を見て、それをまたスペイン語に訳してもらいました。
訳してもらったのに、ある子が「私、19歳なんだけど・・・どっち?」と私に聞いてきて、「4ドル」と答えると、なんか宝くじに当たったみたいに大喜びしてました。
すると、「私〇〇歳なんだけど」と次から次へと聞いてきます。
「あんたらのお母さんじゃないんだって!」と思いながら、答えました。
「で、あなたはいくつなの?」なんて聞いてくる意地悪な子は居ません。
みんなすごくいい子です。
島はトロントの街中からフェリーで10分くらいのところにあります。
島に着いてからもあてもなく、みんなでフラフラ歩くだけ。誰かがトイレに行くとみんなで待つ。誰かがおなかがすいて食べ物を買いに行くとみんなで待つ。全く前に進みません。
みんなはビーチに行くのが目的だったので、最初から、「私はビーチには行かないから途中でサヨナラするね」と言ってありました。
ビーチに着いたら別れるつもりで、普通に歩けば20分程度の道のりを延々寄り道&休憩しながら行くので、2時間かかりました・・・。
途中、「お、ビーチに向かいだした!」と思ったら、いきなり座りこんでランチタイムだし。
こうやって書いていると愚痴のように思われそうですが、実際はすごく面白い経験で楽しんだんですよ。
だって、20歳前後の20人以上のスペイン人の団体とぶらぶらするなんて、そう経験できませんから。しかも途中からすっかり「引率の人」と思われ、「あの人に聞けば大丈夫」みたいな扱いになってるし。
島から見たトロント
ビーチに到着するころ別れを告げ、一人島から街へ戻りました。
ビクトリア達はその後何時間もビーチに居たそうです。
そして、日曜はスペインとオランダのワールドカップの決勝戦。
ビクトリアは街中の大画面でスペイン人の友達と観戦する約束があり、またまた誘ってくれました。スペイン人と一緒に観戦するのは魅力的なお誘いでしたが、連日の暑さで90分、外で観戦する体力がもう私にはありません。
それはお断りして、家で寝転がってみました。しかも80分過ぎから。
(なんか90分、じっと見てられないんですよね・・・)
スペインが勝って、めでたし、めでたしでした。
明日からステイ先にはさらにチェコからカップルが来ます。
にぎやかになりそうです。
by gratulerer
| 2010-07-12 12:21
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