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暴れ犬マール

休みまくり

仕事場は現在9人で仕事を回しています。そしてみなが次から次へと突然休む。

病院から電話がかかってきて同僚にとりついだら受話器持ちながら涙ぐんでいる・・・。ご主人が仕事中に切った木が首の後ろに直撃し脳震盪を起こし救急車で運ばれたそう。すぐ退院できたけど脳震盪後ということで「田舎の農場の家に一人で置いておけないのでしばらく休みます」とそのまま5日間来ず。以前「うちは敷地は100エーカーだから通年農業で食べていくには狭いのよ」と言っていたけど後で調べたら100エーカー=東京ドーム8.5個分らしい。ま、そんなところに旦那さん一人置いておけないよね。

別の同僚もある日、ぴたりと来なくなりほぼ丸々2週間お休み。昨秋、ブラックフライデー(感謝祭の翌日のセールの日)に国境を渡ってアメリカへ行ったときてんかんの発作を起こし救急車で運ばれた話は聞いていた。さらに発作は今まで何度か起こしていると。その後の診察で主治医が運転禁止と判断し、運転免許を剥奪されてしまった。彼女は車で3、40分くらいかかる隣町に住んでいて公共の交通手段はありません。そこで近所にカープールをお願いできる人を探すのに奔走していたのがこの2週間。車に乗せてくれる人の勤務時間が固定らしく「8時から16時のシフトなら復帰できます」と一番の人気のシフトをさっくり持っていってしまいました。

これは最近の話ではないけれど...。猫の副鼻腔炎がなかなか治らないからと車で1時間以上離れた獣医科がある大学に連れていくと突然休む人も居たなぁ。

昨夏は稀に見るひどい人手不足だったけどその原因を作ったのは二人同時に全く同じ緊急性のない手術の予定を入れてそれぞれ8週間ずつ休んだっけなぁ。一人は自分の担当医に「来年、しましょうね」と言われた後、同僚が同じ手術を近々予定しているのを聞きつけその人の担当医に鞍替え。すると2ヶ月以内に予定を入れてもらえた。それを聞きつけた同僚(元からその医師にかかっている人)が「紹介してあげた人の方が先にしてもらえるなんて許せない」とでも思ったのかその1週間後に手術の予約入れちゃいました。ちなみに手術はほぼ日帰りであとの8週間はただただ自宅で安静です。

二人目を妊娠中の人は一人目のときの担当医がとってもいい人だったらしく胎児も母体も全く健康で問題なかったのに「安静必要」と診断書を書いてもらって妊娠中、ほとんど出勤しなかったそう。二人目のときは医師を変えてしまったら(おそらく引越しで)次の医師はまともだったので「あなた健康なのに書けないよ」と断られてしまった。そこでしぶしぶ出勤しては「I don't feel well.」とか言いながらすぐ帰ってしまう日々。根負けした医師が診断書を書いてくれたのか予定日が9月なのに6月くらいから来なくなりました。でも8月半ばのリアーナとエミネムのコンサートにはアメリカにまで出向いて行ったそう。

10月末に膝の皿を骨折した人はもう2月だけどまだ復帰していません。重症度が全然違うけど私が散歩でマールにこかされて膝の皿を軽く骨折したときは1日も仕事を休んでません。先日の同僚の誕生日ディナーにその人も参加していたけど「ご迷惑おかけしています」的な挨拶はなかった。仕事の復帰はいつになるかわかりません。

などなど書き出したらきりがない。どれも大変なことだし自分の身に起こったらお休みをいただくしかないと思う。ただ日本と違うなぁと思うのは誰一人「申し訳ない感ゼロ」。「ご迷惑おかけします」なんて聞いたことない。上司に「〇〇だから出勤できません」で終わり。そして上司がホワイトボードに「名前 OFF」と書いて終わり。縁起でもないことだけど母に「マールちゃんにもしものことがあったらすぐ飛行機に飛び乗って帰ってきて」と言われたけど本当にこの職場なら「愛犬が危篤なんでしばらく日本に帰ります」って言えそう。

まあ、そんな心配はしばらく要らないくらい元気にしているマールです
休みまくり_c0052231_163665.jpg





by gratulerer | 2015-02-05 21:06 | カナダ

暴れ犬代表ラブラドールのマールのトホホネタです
by gratulerer
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