暴れ犬マール

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アトランティックカナダ4

4日目

プリンスエドワードアイランド(PEI)はイースト、セントラル、ノースと大きく三つに分けられそれぞれドライブルートの地図があります。
4日目は雨予報で終日曇りと小雨のため、遠出や景色を楽しむことはせずどっぷり「赤毛のアン」観光にしました。Green Gables には天気の良い別の日に訪れましたがここにまとめて写真を載せます。

赤毛のアンというよりは著者のルーシー・モード・モンゴメリゆかりの建物や土地を訪れるといった方が正しいです。
孤児のアンが引き取られたGreen Gables House (緑の切妻屋根の家)はモンゴメリの親戚のお家がモデルになり、そのGreen Gables Houseは当時のまま保存されています。
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Green Gables Houseの中では親戚の方が100年前に使っていた本物の道具からレプリカまで展示され本の通りの赤毛のアンの世界が再現されています。
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この親戚の家の裏にある木が生い茂った道をモンゴメリは「恋人の小径」や「お化けの森」と名づけそのアイデアを本の中でも使っています。
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またその周辺には現在もモンゴメリの親戚が住んでおり、モンゴメリが母を幼くしてなくした後、引き取られた母方の祖父母の家の跡地も残されています。その横には本屋があり、モンゴメリが使ったタイプライターなどを保管。またすぐ近くに郵便局がありここでは手紙を投函すると赤毛のアンの消印を押してもらえます。
郵便局の中にはモンゴメリに関する展示物も。というのも祖父母が郵便局を経営しておりそこでモンゴメリはお手伝いをしながら自分の原稿をせっせと出版社に送っていたそう。自分で送ることで誰にも小説を投稿していることを知られずに済んだそうです。
実際、後に爆発的に売れた「赤毛のアン」も出版社へ何度も投稿するも書籍化されることはなく、何度目の正直か忘れましたがボストンかどこかアメリカの出版社に送り最終的に書籍化に漕ぎ着けました。

Green Gablesから20分くらい車を走らせるとモンゴメリの生家があります。
お父さんは今で言うコンビニを経営しており、そこで生まれたけれど2歳になる前に母親が結核で亡くなり、父の元は離れ上記の祖父母のところへもらわれていきました。父親はその後再婚し、カナダ中部の州へと移ります。
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さらに10分ほど走らせると今後はまた別の親戚の家が残されておりここは現在博物館として使われています。
ちょうどこの博物館の前に赤毛のアンにも出てくる「輝く湖水(Shinning water)」が。
この親戚のおうちでモンゴメリは結婚式を36歳で挙げました。
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上記のモンゴメリの生家にはモンゴメリの子孫に当たる女性がガイドとして常駐し、その方によるとモンゴメリは牧師さんと出会って結婚を決めたけれど牧師さんはトロントに戻らなければならずそれを年老いた祖母には言えず、祖母の死後結婚したためこの時代に晩婚となりました。結婚後はすぐにトロントに移り、晩婚ながら3人の男の子も出産。一人は幼くしてなくなったけれど残りの2人は医師と弁護士に。

と、まあ著者ルーシー・モンゴメリの一生は語れるくらいの知識がつきました。
ガイド(みなモンゴメリの親戚の方)によると「よく赤毛のアンをルーシー・モンゴメリ本人だと勘違いしている人も多いけれどあくまでアンはモンゴメリの作った架空の人物。でもモンゴメリ自身の経験が存分に本の中に反映されている」とのこと。
私もアンは架空の存在だとわかっていても観光すればするほど、モンゴメリの人生や生活と本の中の出来事が重なることが多くアンの話なのかモンゴメリの話なのかわからなくなってきました。

気づいたら作家の一生を知る観光になりましたがすごく興味深くて楽しかったです。

そして一番気になったのが次々に現れるモンゴメリの親戚達。
それぞれが自分のおばあさんやおじいさんの家だったところを改築して「モンゴメリゆかりの地」として観光地化しています。最後の方はなんだかお金のにおいしかしなくなってきました。

プリンスエドワード島は観光がメイン産業ですから州をあげてモンゴメリに関するものを守っていこうとしているので一概に親戚や子孫達だけで金儲けに躍起になっているわけではありませんが親戚同士でいろいろあるんだろうなと想像がつきます。

この日、食事ですがディナーはNorth Rustico の Blue Mussel Cafeへ。
お店の名前にもなっているムール貝の蒸したものがすごく美味しかったです。バケツ一杯ペロリと食べました。Fish and Chipsもよくある分厚い衣がついて揚げ物ではなく日本のムニエルに近い感じで薄いころもをつけて焼いてありました。こちらもタラの特大切り身が二つやってきましたが完食。島の名産のひとつ、じゃがいもも美味しかった!
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美味しい食事の後はお店のワンコ クーパー(15歳)と楽しいひと時。
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by gratulerer | 2015-07-31 02:12 | 旅日記 | Comments(0)

アトランティックカナダ3

2日目からだいぶ間が空きましたがそれでは3日目

今日はノバスコシアからプリンスエドワード島(PEI)に移る日。ハリファクスとシャーロットタウンを結ぶシャトルバスを予約。6時半に迎えに来るとB&Bのオーナーに話したら6時に簡単な朝食を用意してくれた。

手作りのグラノーラとミルク、トーストにバターと庭で採れた桃のジャム、オレンジジュースとコーヒー。バスが遅れて来たので待つ間、ピーナッツで餌付けしたブルージェイ(キレイな鳥)が裏庭にやってくるのを待つ。

ガラス戸を挟んでだけどすごい至近距離でブルージェイを見られて満足。
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バスというよりバンは合計7人の女性を拾ってプリンスエドワード島へ。私以外はみな地元の人でした。ノバスコシア側ではホテルや家まで迎えに来てくれるし、直通なので他の大きなバスよりずっと早い。PEI Express Shuttleおすすめ。

お昼前にはシャーロットタウンに着き、レンタカーを4日間借りる。

この日から3泊赤毛のアンの舞台となった街のB&Bを予約していたけれどまっすぐ宿には向わず逆方向の東南へ。灯台とシーフードめぐり。

島で一番古いポイントプリム灯台。その横にあるChowder Houseで島での1食目。アサリとチョリソーの蒸したもの。アサリは私達のよく知るタイプともう一つのソフトシェルの細長いのがあり、二種類を混ぜて作ってもらった。
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次はノバスコシアからのフェリーの港Wood Islandへ移動しロブスターをがっつり食べる予定がまだこの夏はオープンしてなかった!

気を取り直し次の灯台Cape Bearへ。ここはタイタニック号からの救助信号を最初にキャッチした灯台らしい。岬に建つ灯台は崖の侵食が進んでいるためこの春に内陸に引っ越ししたばかりそのせいか「なんでこんなところ?」
と思うところにぽいっと置いてある感じでした。

次の灯台へ向かう途中、Brehaut's Restaurantでフィッシュアンドチップスをテイクアウト。ロブスターロールが食べたかったけれど今日は漁師が持ってこなかったとのこと。

つづいてPanmura灯台。上まではしごのような急な階段を上ると素晴らしい景色が。
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ここから100km離れたB&Bまで一気に島を縦断。

宿泊はKindred Spirit Inn B&B ここはかなり規模が大きなBed and Breakfast。メインの建物に10室ほどあり、さらにコテージが周囲に点在しています。朝食は各部屋からコテージから集まってくるので大混雑。さらに夜8時に水曜日以外はお茶とお菓子が振る舞われ宿泊客同士でおしゃべりする時間が設けられています。どこのレストランが美味しいとかこう回ると効率が良いとかいろいろ情報交換ができました。
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by gratulerer | 2015-07-19 19:50 | 旅日記 | Comments(0)

暴れ犬代表ラブラドールのマールのトホホネタです
by gratulerer
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