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暴れ犬マール

アピールって難しい

夏休みも残りちょうど4週間です。

ボランティアをバリバリやったり、友達とガンガンでかけたり、そして秋の新学期に向けて勉強も頑張ったり・・・と夏休み前は意気込んでいたけれど、どれも中途半端です。(勉強に限っては全くやってません)

ボランティアはワンコの散歩と日本人向けの非営利団体での事務それぞれ週1回で終わりそうです。

実はもう一つ応募しているボランティアがあります。
老人宅を訪問してお話し相手になるボランティアです。
面接を済ませ次はトレーニングを兼ねた説明会参加のお知らせを待っています。
たくさんの段階を踏んだ後、最終的には老人宅を訪問するボランティアなのでかなり人選とマッチングに厳しいです。
身元保証として現在の大家さんと日本人向けの非営利団体の2箇所を記載しましたが、どちらにも電話をかけ私の人となりを確認したそうです。

大家さんは私のことを過分にべた褒めしてくれた上に最後には「彼女なら是非私の母親を訪問してもらって話し相手になって欲しいわ」と付け加えてくれました。

面接を受けた後、応募した老人施設から私の大家さんや他のボランティア先へ身元調査の電話が入ったわけですがその後さっぱり音沙汰なし。
このことを英語の個人レッスンの先生につぶやいたら
「どうしてその後自分から電話して聞かないの?」と驚かれました。

「え?だって後日連絡するって言われたし・・・。あまりこっちから連絡すると押しが強い人って思われない?」と聞いてみました。

先生は今まで数え切れない数の日本人を教えているので日本人の常識をよく知っています。

「日本流のやり方ではカナダでは『やる気がない』『この仕事に興味がない』と判断されて終わり。あくまで雰囲気よく聞けば相手は『やる気があるんだな』って気に入ってもらえるわよ」
とのこと。

こちらでは「1週間後に連絡します」と言われても2、3日後に「その後どうなりました?」と電話したり相手を伺うのが常識だそうです。
でないと待ってる間に後から応募した人がそういう積極的な態度を取った場合にはその人が採用されることが多々あるようです。

ちょっと日本の感覚からすると違和感ありですよね。
おそらくこちらの人は約束を簡単に忘れてしまうので「後で連絡する」と言うのは本当に「後で連絡するから待っててね」という意味ではなく「今ここでは決められない」ということでしょう。
だからしつこくない程度にこちらから連絡することで自分の存在をアピールして他の人たちよりもよい印象をつけてポジションを勝ち取って行くようです。

たかがボランティア、されどボランティア、結構勉強になります。

これは家探しにも通じるところが多く、今日はやっと決まった9月からの家のことを書くつもりがまたまたボランティア話になってしまいました。

次回、家探しについて書きますね。
なんと次のおうちにはワンコが居ま~す。つづく・・・



by gratulerer | 2011-08-08 11:13 | カナダ

暴れ犬代表ラブラドールのマールのトホホネタです
by gratulerer
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