メイドオブオーナー ~準備お手伝い 2週間前~
トロントへ戻ったのが結婚式からちょうど2週間前。やること何にもないし、なんせ私はメイドオブオーナーですから積極的に式の準備を手伝わねば。
ということで式前の2週間は何度か花婿Pさんのおうちに準備のお手伝いに行きました。
最初にSちゃんに聞いたカナダでの結婚式準備。日本のようにホテルや式場であれこれセットになっていることはなくお花、音楽、写真家、ビデオ撮影者、何から何まで自分で決めて手配しないといけない。式を挙げる場所からミュージシャンやお花屋さんやケーキ屋さんのリストはもらえるけど、その中に気に入った人が居ないと自分で検索して探す。私が手伝い始める前に手配することはほとんど済んでいたので私はこまごましたものを作るだけでした。
準備Day 1
最初の私の仕事はゲストの方々の名前のタグを作ること。タグには名前とテーブル番号が記載されます。
このタグはコルクボードに貼り付けられ、ゲストがそれぞれ自分の名前のタグをピックアップし、指定のテーブルに着席するのに使われます。
すでに席順もタグへの名前の書き方も決まっていました。
が、ここからいろいろ問題発生。
問題1.コルクボードには最大で60枚分のタグしか貼れない。ということは1枚のタグに夫婦の名前を書くとか一人一枚のタグならボードに貼るとき数枚重ねて貼る必要あり。
ボードにはアルファベット順でネームタグを貼ることは決まっていました。が、夫婦で一つのネームタグに書いてしまうとどっちの名前のアルファベットで探してよいか迷うゲストが現れる可能性もあり。
ということで一枚に一つの名前は決定。
同じアルファベットで始まる人は重ねて貼ることにした。
ここで生じる「M問題」。とにかく名前がMで始まる人が多い。これはいくつか山を作ることで解決。
問題2.Uncle, Auntie問題
名前は正式なフルネームを書くのではなく普段の呼び名に統一。私なら普段、下の名前で呼ばれているのでそれのみ。苗字は書かれません。多くのゲストがPさんのおじさん、おばさん。ということで「Uncle 〇〇」「Auntie 〇〇」ばっかり。「アルファベットで並べたらUとAばっかりりなる!」というのはUncle, Auntieは無視してそれぞれ下の名前のアルファベットで並べることで解決。
問題3.手書き?
「手書きでさらさらっと100名分、書いてください」と言われ「無理、無理ー」となりました。
日本語ならともかく英語で均一に書けません。
書道を習った期間が長かったので手本を真似るのはできそう。そこでSちゃんのお気に入りのフォントでゲストの名前をプリントしてもらいそれをお手本にできるだけ忠実にタグに手書きで書くことを提案。
するとPさんのお母さんが「姪っ子がいいのを持ってる。ライトパッド(LightPad)といって何かをトレース(なぞりたい)ときに使える。パッドから光が出るから書きたい文字を印刷した紙の上にネームタグを重ねると文字が透けて見えるからそれをペンでなぞるだけ」と解決案を提示してくれた。
一日目、ここで終了。美味しいサーモンソテーと茹でたてコーンを頂く。姪っ子さんに借りられたら連絡してと帰宅。
準備Day 2
姪っ子さんから受け取ったLightPadとSちゃんに印刷してもらったゲスト全員の名前。
トレースするだけなんだけど普通のサインペンなのでちょっと細めの部分、太めの部分の再現が意外と難しい。
Pさんはお仕事で不在。Sちゃんは隣でディナータイムにかける音楽の編集中。
Pさんのお母さんが作業する私を見て「あまり長時間やらないように。Padからの光が目によくないよ」と心配してくれた。
が、100人分その日に終えたかったのでサングラスをかけて作業。
「あ、スティービー・ワンダー発見!」と記念撮影したり、当然おしゃべりするんでまあ進まないことこの上なし。
100人分書き終えた頃には夕方6時を過ぎており、Pさんもそろそろ帰宅とのことでこの日は中華料理のテイクアウト。
きしめんのような麺を炒めたもの、チャーハン、つけ麺、ぎょうざと炭水化物祭り。
準備Day 3
この日は学校に通うVちゃんも参加。
Vちゃんの担当はPhoto Booth (フォトブース)と呼ばれる写真撮影用の小部屋でみんなに使ってもらう小道具作り。
私は引き続き、ネームタグのお直しやテーブル番号の札作り。
この日の朝、集合前に新郎新婦はTea Ceremony(香港の文化)で着る衣装(チャイナドレス)を買いに中華系モールへ。Pさんはそこで食べた寿司にあたってこの日一日あまり使い物になりませんでした。
Pさん、会う度にやたら寿司が食べたいって言ってたけど日本人の私達(しかもどちらの田舎も海産物が豊富)はカナダでおいしくない寿司を食べる気は全くなく無視し続けた結果、モールで見つけた安い寿司屋で一人食べたらしい。
Sちゃん、Vちゃん、私でやっぱりおしゃべり。結局、何一つ完成できぬまま、終了。
サーロインのハンバーガーとやらを頂きました。
進捗状況:写真用ブースの小道具の吹き出しの紙はVちゃんが切って、中の文字は私が書くもすべて終わらず。テーブル番号の札は散々LightPadを使って作ったあげく、Sちゃんが「あれ?これ普通にこの紙に印刷できるよね?」と終わってから気づく。
次回は準備、結婚式の1週間前です。
ということで式前の2週間は何度か花婿Pさんのおうちに準備のお手伝いに行きました。
最初にSちゃんに聞いたカナダでの結婚式準備。日本のようにホテルや式場であれこれセットになっていることはなくお花、音楽、写真家、ビデオ撮影者、何から何まで自分で決めて手配しないといけない。式を挙げる場所からミュージシャンやお花屋さんやケーキ屋さんのリストはもらえるけど、その中に気に入った人が居ないと自分で検索して探す。私が手伝い始める前に手配することはほとんど済んでいたので私はこまごましたものを作るだけでした。
準備Day 1
最初の私の仕事はゲストの方々の名前のタグを作ること。タグには名前とテーブル番号が記載されます。
このタグはコルクボードに貼り付けられ、ゲストがそれぞれ自分の名前のタグをピックアップし、指定のテーブルに着席するのに使われます。
すでに席順もタグへの名前の書き方も決まっていました。
が、ここからいろいろ問題発生。
問題1.コルクボードには最大で60枚分のタグしか貼れない。ということは1枚のタグに夫婦の名前を書くとか一人一枚のタグならボードに貼るとき数枚重ねて貼る必要あり。
ボードにはアルファベット順でネームタグを貼ることは決まっていました。が、夫婦で一つのネームタグに書いてしまうとどっちの名前のアルファベットで探してよいか迷うゲストが現れる可能性もあり。
ということで一枚に一つの名前は決定。
同じアルファベットで始まる人は重ねて貼ることにした。
ここで生じる「M問題」。とにかく名前がMで始まる人が多い。これはいくつか山を作ることで解決。
問題2.Uncle, Auntie問題
名前は正式なフルネームを書くのではなく普段の呼び名に統一。私なら普段、下の名前で呼ばれているのでそれのみ。苗字は書かれません。多くのゲストがPさんのおじさん、おばさん。ということで「Uncle 〇〇」「Auntie 〇〇」ばっかり。「アルファベットで並べたらUとAばっかりりなる!」というのはUncle, Auntieは無視してそれぞれ下の名前のアルファベットで並べることで解決。
問題3.手書き?
「手書きでさらさらっと100名分、書いてください」と言われ「無理、無理ー」となりました。
日本語ならともかく英語で均一に書けません。
書道を習った期間が長かったので手本を真似るのはできそう。そこでSちゃんのお気に入りのフォントでゲストの名前をプリントしてもらいそれをお手本にできるだけ忠実にタグに手書きで書くことを提案。
するとPさんのお母さんが「姪っ子がいいのを持ってる。ライトパッド(LightPad)といって何かをトレース(なぞりたい)ときに使える。パッドから光が出るから書きたい文字を印刷した紙の上にネームタグを重ねると文字が透けて見えるからそれをペンでなぞるだけ」と解決案を提示してくれた。
一日目、ここで終了。美味しいサーモンソテーと茹でたてコーンを頂く。姪っ子さんに借りられたら連絡してと帰宅。
準備Day 2
姪っ子さんから受け取ったLightPadとSちゃんに印刷してもらったゲスト全員の名前。
トレースするだけなんだけど普通のサインペンなのでちょっと細めの部分、太めの部分の再現が意外と難しい。
Pさんはお仕事で不在。Sちゃんは隣でディナータイムにかける音楽の編集中。
Pさんのお母さんが作業する私を見て「あまり長時間やらないように。Padからの光が目によくないよ」と心配してくれた。
が、100人分その日に終えたかったのでサングラスをかけて作業。
「あ、スティービー・ワンダー発見!」と記念撮影したり、当然おしゃべりするんでまあ進まないことこの上なし。
100人分書き終えた頃には夕方6時を過ぎており、Pさんもそろそろ帰宅とのことでこの日は中華料理のテイクアウト。
きしめんのような麺を炒めたもの、チャーハン、つけ麺、ぎょうざと炭水化物祭り。
準備Day 3
この日は学校に通うVちゃんも参加。
Vちゃんの担当はPhoto Booth (フォトブース)と呼ばれる写真撮影用の小部屋でみんなに使ってもらう小道具作り。
私は引き続き、ネームタグのお直しやテーブル番号の札作り。
この日の朝、集合前に新郎新婦はTea Ceremony(香港の文化)で着る衣装(チャイナドレス)を買いに中華系モールへ。Pさんはそこで食べた寿司にあたってこの日一日あまり使い物になりませんでした。
Pさん、会う度にやたら寿司が食べたいって言ってたけど日本人の私達(しかもどちらの田舎も海産物が豊富)はカナダでおいしくない寿司を食べる気は全くなく無視し続けた結果、モールで見つけた安い寿司屋で一人食べたらしい。
Sちゃん、Vちゃん、私でやっぱりおしゃべり。結局、何一つ完成できぬまま、終了。
サーロインのハンバーガーとやらを頂きました。
進捗状況:写真用ブースの小道具の吹き出しの紙はVちゃんが切って、中の文字は私が書くもすべて終わらず。テーブル番号の札は散々LightPadを使って作ったあげく、Sちゃんが「あれ?これ普通にこの紙に印刷できるよね?」と終わってから気づく。
次回は準備、結婚式の1週間前です。
by gratulerer
| 2015-08-21 05:35
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