暴れ犬マール

メイドオブオーナー ~結婚式(ついに最後)~

式が始まりいよいよグルームズメン、ブライズメイド、そして花嫁とその父がバージンロードを歩くとなったそのとき、花嫁のSちゃんが「あれ?ケビンは?」とリングボーイ(リングピローを持つ男の子)が居ないことに気づく。

ケビンは花婿Pさんのいとこの中で一番年下の子なので男の子と言ってももう16歳。
歩く順番としてはメイドオブオーナー(私)→ケビン→新婦&父なので紅白で言えばケビンはトリ。そんな大事なケビンが居ない。

もうグルームズメンは歩き出しているので進行は止められずそのまま行くことになり、私が結局トリのような形になったので進行としては私が立ち位置に着いたところで少し間を置いて音楽が変わり、新婦とその父が現れることに。

「ケビンどこ?」と上の空で歩く私。祭壇につき、くるっとゲストの方へ向きを変えた瞬間、新婦側の一番の前の端っこの席にちょこんと座るケビン発見!!

Sちゃんに「ケビンはもうここに居るから待たないでお父さんと歩き始めて」というテレパシーを必死で送ってみたものの届くわけなし。

そうこうする間に音楽が変わり、新婦とその父が入場。
その後は形式ばっておらず温かく、感動的な式になりました。

司式者を頼まれたエラさんが式を進めていきましたがSちゃんとPさんが出会うきっかけを作った方なのでその馴れ初めを交えていかに二人がステキなカップルかをお話されました。

ユーモアたっぷりの方なので笑いをふんだんに盛り込みながらも本当に感動的なスピーチで新郎新婦はもちろん参列者の方の涙も誘っていました。Sちゃんが泣き出したときメイドオブオーナーとしてはさっとハンカチを差し出さねばならないのに用意してなかった私。すると新郎側の最前列に居たPさんのいとこがティッシュを取り出すのが目に入り「使って!」というアイコンタクトを受け取り、忍者のように(自分のイメージ)すばやく受け取りSちゃんに渡しました。
ビデオには新郎新婦にだだかぶりでのっそり動く私が写っていることでしょう。

式の途中はPさんのお父さんが目立っていました。
エラさんが「SちゃんとPさん家族の初対面のとき運命的な何かが見えた」とまるで二人の今日の日を暗示するようなエピソードを話しつつ、実は「SちゃんとPさんのお母さんが初対面ですっかり意気投合した」というオチでした。その後「Pさん?初対面のときSちゃんはPさんのことなんてなんとも思わなかったわよ」とエラさんが付け加えるとすかさずPさんのお父さんが「Buy one, get one free!」とガヤを入れました。

※Buy one, get one freeとはカナダでよくある「ひとつ買ったら、もうひとつあげるよ」という販売促進方法です。
Pさんのお母さんを手に入れたらもれなくPさんが付いてきたってことですよね。

Pさんのお父さんの活躍はガヤだけにとどまらず。

エラさんのスピーチの後は指輪の交換をし、二人が誓いの言葉を言います。
エラさんのスピーチに感動して泣かされてしまったSちゃんは誓いの言葉でも涙が止まりません。続いてPさんも涙が・・・。誓いの言葉が聞こえん!と思ったPさんのお父さんはPさんのスピーチの途中で立ち上がり祭壇にやってきてエラさんに向いていたスタンドマイクの向きを変えていきました。

Pさんのお父さん、式ですごい存在感だしてました。

二人の誓いの言葉の後は「You may kiss your bride.」で誓いのキス。そして新郎新婦、ブライズメイドとグルームズメンがそれぞれ一対になって退場し式は終わり。

メイドオブオーナーはベストマン(Pさんのお兄さん)とペアになって新郎新婦のすぐ後ろを退場。歩いているときお兄さんが「Sちゃんのドレスのトレーン(長い裾)を踏め!」と言うから「できないって」と言っていたら突然、前を歩くSちゃんがガクンとつんのめりお兄さんに「本当に踏むとは思わなかった」とひかれてしまった。

もちろん踏むわけないから後でSちゃんに聞いたら芝生の上を歩いたので気をつけてたけど一瞬、ピンヒールが芝生に刺さり、バランスを崩したとのこと。良かった、本当に踏んでなくて。

式の後は、カクテルパーティー、新郎新婦のファーストダンス、新郎のスピーチ、テーブルについてビュッフェスタイルのディナー開始、ゲーム、デザートタイムで9時半頃にすべて終了。親戚のみなさんは10時頃にはもうみな帰られました。

友達中心に残って雑談していたけどそんな私達も12時頃にお開き。長い一日が終わりました。

センスのいいSちゃんが企画した式とパーティーは本当にステキでした。その式の準備に最後の一部分だけど参加して、最も光栄なメイドオブオーナーまでさせてもらって私のカナダ生活第一章を締めくくるには最高の思い出になりました。

私のメイドオブオーナー体験記に長らくおつきあいくださりありがとうございます。これはあくまでメイドオブオーナー視点の内容なので事実とは多少(多々?)異なることはご了承ください。

3,4年前、SちゃんとPさんがただの友達だった時そばで見ていて「二人がカップルだったらいいのに」と思い続けた私にとっては「夢が叶った」と思える最高の一日でした。


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by gratulerer | 2015-09-07 10:10 | カナダ | Comments(0)

暴れ犬代表ラブラドールのマールのトホホネタです
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