東尋坊
先月、福井に行ってきました。
勉強に行ったのですが、泊まった宿が東尋坊のすぐ近く。
まわりに聞いてみると、みなさん東尋坊に行ったことがあるんですよね。
複数回行った方もちらほら。
日程上、行くなら早朝しかチャンスはなく、かなり行く気なかったのですが、同僚&タクシーの運転手の強い勧めがあり、行くことに。
6時前に気合で起床し、出かけようとすると、宿の玄関でおじさんが掃除中。
「何分くらいですか?タクシーの運転者に教えてもらった遊歩道でいいですか?」
といろいろ質問すると、
「20分くらいだよ。その履物(ヒールのある靴)は辞めて草履にしなさい。今朝は波が高いから、遊歩道は止めて、道路にしなさい」とのこと。
物陰でストッキングを脱いで履き替えた草履がこれ↓
ペッタ、ペッタと20分歩いて着いた東尋坊
誰も居ないのかと思いきや!
6時半にお互いを撮りあいっこする馬鹿っぷる発見!
(画像をクリックして別ウィンドウで大きくしてくださいね)
そんな彼らを撮るスーツに草履な女・・・
自殺者と間違われたのでしょうか、おじさん(おじいさん?)が
「写真撮ってあげようか?」と声をかけてきました。
ここまできて、怖いものはなし。素直に撮ってもらいました。
↑こんな景色をバッグに撮ってもらったのですが、奥の島は中村錦之助が映画の撮影によく使ったそうで、中には遊歩道があり、時間があれば是非訪れて欲しい島だそうです。
この後、おじさんと2人で暗い遊歩道を超早歩きで帰ることに。
聞けば、この人、365日毎朝、遊歩道を往復してるそう。往復すると8000歩。
生まれは大阪で、終戦後、福井へ越してきた。
福井は長寿の県だとか、一軒当たりの土地面積が日本一だとかプチトリビアもあり。
愛知県から来たとこっちが話すと、
「昨日は豊橋までアイススケートショー見に行ってたんだよ。ほれ、金メダルの人とかさ、外国人とか来てたよ」と話はどんどん広がっていく。
話が盛り上がってきたもんだから、思い切って、
「実際、来てみたら、そんな断崖絶壁じゃないなって思って。自殺する人って本当に居るんですか?」と聞いてみた。
すると、おじさん、持ってた木の棒で私が歩いているすぐ横を指差して、
「ほれ、その辺から飛び降りるんだよ」
なんて脅かす!!
確かに、私の歩いてる横を見たら、そこは断崖絶壁。
遊歩道はうっそうとした木々に覆われてるので、わかりにくいんですけど。
新聞で一々報道しないだけで、年間数人の死者を出してるそうです。
おじさんが歩くのは朝だから、そういう人はあまり居なくて、それでも、年に2人か、2年に1人か出くわすそう。
「あれは、顔みりゃ、わかるね」
「ああいう人は1人にしちゃいけない」
とかいろいろうんちくを聞く。
そのうち、この辺の原生林の講義まで始まり、葉っぱをちぎって、においまで嗅ぐはめに。
そんなこんなで結構距離がある道のりもあっという間。
遊歩道が終わると、宿までは道路をあと5~10分歩くだけ。
そこで、おじさん、
「○○亭なら、通り道だから、そこに停めてある車に乗ってくか?」とお誘い。
ここで、気付いてしまいましたーーー!
「新手の拉致かもぉぉぉぉぉぉ」って。
福井・東尋坊の話題が出たとき、「福井って拉致あったよね」と一応、拉致注意の話題になったんですけど、
「向こうが拉致したい年齢層にヒットしてない」
ということで安心してたんです。
いろんなトークで安心させといて、車に乗ったが最後、後は船上の人になってしまうのね~
と、ドキドキしながら(だったら断れ!)
たどり着いた車は白のニュービートル。
「ビートルで拉致するか?」
「ちょっと待ってね」と助手席のタオルをひっぺ返す。
「犬を乗せるもんだから、タオルが引いてあってね~」
「よしっ、犬好きに悪い人は居ない!」と乗りました。
結局、車だから1分もかからず、宿へ着き、「さよなら~」
ただのいい人でした。
その後、福井駅周辺でも変なおばさんに捕まり、同僚が一言。
「変な人によく捕まるよね」
否定できず・・・
福井で覚えたおいしい物は「鯛まま」↓
鯛茶漬けみたいな感じですが、お出汁がしっかり効いてるのと、少しお味噌が入っているのが特徴。宿の食事はどれもおいしかったのですが、特にこの鯛ままに感動しました。
ちなみに泊まったお宿は荒磯亭
これからの蟹の季節は高過ぎて泊まれません・・・
マールもどっか連れっててよ!と最近、ちょっと拗ね気味です。
勉強に行ったのですが、泊まった宿が東尋坊のすぐ近く。
まわりに聞いてみると、みなさん東尋坊に行ったことがあるんですよね。
複数回行った方もちらほら。
日程上、行くなら早朝しかチャンスはなく、かなり行く気なかったのですが、同僚&タクシーの運転手の強い勧めがあり、行くことに。
6時前に気合で起床し、出かけようとすると、宿の玄関でおじさんが掃除中。
「何分くらいですか?タクシーの運転者に教えてもらった遊歩道でいいですか?」
といろいろ質問すると、
「20分くらいだよ。その履物(ヒールのある靴)は辞めて草履にしなさい。今朝は波が高いから、遊歩道は止めて、道路にしなさい」とのこと。
物陰でストッキングを脱いで履き替えた草履がこれ↓
ペッタ、ペッタと20分歩いて着いた東尋坊
誰も居ないのかと思いきや!
6時半にお互いを撮りあいっこする馬鹿っぷる発見!
(画像をクリックして別ウィンドウで大きくしてくださいね)
そんな彼らを撮るスーツに草履な女・・・
自殺者と間違われたのでしょうか、おじさん(おじいさん?)が
「写真撮ってあげようか?」と声をかけてきました。
ここまできて、怖いものはなし。素直に撮ってもらいました。
↑こんな景色をバッグに撮ってもらったのですが、奥の島は中村錦之助が映画の撮影によく使ったそうで、中には遊歩道があり、時間があれば是非訪れて欲しい島だそうです。
この後、おじさんと2人で暗い遊歩道を超早歩きで帰ることに。
聞けば、この人、365日毎朝、遊歩道を往復してるそう。往復すると8000歩。
生まれは大阪で、終戦後、福井へ越してきた。
福井は長寿の県だとか、一軒当たりの土地面積が日本一だとかプチトリビアもあり。
愛知県から来たとこっちが話すと、
「昨日は豊橋までアイススケートショー見に行ってたんだよ。ほれ、金メダルの人とかさ、外国人とか来てたよ」と話はどんどん広がっていく。
話が盛り上がってきたもんだから、思い切って、
「実際、来てみたら、そんな断崖絶壁じゃないなって思って。自殺する人って本当に居るんですか?」と聞いてみた。
すると、おじさん、持ってた木の棒で私が歩いているすぐ横を指差して、
「ほれ、その辺から飛び降りるんだよ」
なんて脅かす!!
確かに、私の歩いてる横を見たら、そこは断崖絶壁。
遊歩道はうっそうとした木々に覆われてるので、わかりにくいんですけど。
新聞で一々報道しないだけで、年間数人の死者を出してるそうです。
おじさんが歩くのは朝だから、そういう人はあまり居なくて、それでも、年に2人か、2年に1人か出くわすそう。
「あれは、顔みりゃ、わかるね」
「ああいう人は1人にしちゃいけない」
とかいろいろうんちくを聞く。
そのうち、この辺の原生林の講義まで始まり、葉っぱをちぎって、においまで嗅ぐはめに。
そんなこんなで結構距離がある道のりもあっという間。
遊歩道が終わると、宿までは道路をあと5~10分歩くだけ。
そこで、おじさん、
「○○亭なら、通り道だから、そこに停めてある車に乗ってくか?」とお誘い。
ここで、気付いてしまいましたーーー!
「新手の拉致かもぉぉぉぉぉぉ」って。
福井・東尋坊の話題が出たとき、「福井って拉致あったよね」と一応、拉致注意の話題になったんですけど、
「向こうが拉致したい年齢層にヒットしてない」
ということで安心してたんです。
いろんなトークで安心させといて、車に乗ったが最後、後は船上の人になってしまうのね~
と、ドキドキしながら(だったら断れ!)
たどり着いた車は白のニュービートル。
「ビートルで拉致するか?」
「ちょっと待ってね」と助手席のタオルをひっぺ返す。
「犬を乗せるもんだから、タオルが引いてあってね~」
「よしっ、犬好きに悪い人は居ない!」と乗りました。
結局、車だから1分もかからず、宿へ着き、「さよなら~」
ただのいい人でした。
その後、福井駅周辺でも変なおばさんに捕まり、同僚が一言。
「変な人によく捕まるよね」
否定できず・・・
福井で覚えたおいしい物は「鯛まま」↓
鯛茶漬けみたいな感じですが、お出汁がしっかり効いてるのと、少しお味噌が入っているのが特徴。宿の食事はどれもおいしかったのですが、特にこの鯛ままに感動しました。
ちなみに泊まったお宿は荒磯亭
これからの蟹の季節は高過ぎて泊まれません・・・
マールもどっか連れっててよ!と最近、ちょっと拗ね気味です。
by gratulerer
| 2006-11-03 22:34
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